木材の防腐・防蟻・防虫の意義

 
 
   
※1:
 
 
製造エネルギーは、化石燃料の燃焼によって得られた場合、50MJのエネルギー消費によって1kgの炭素が放出されるものとして換算。一方、木材廃材の燃焼による場合は25MJのエネルギーを得るために1kgの炭素が放出されるとして換算。
※2: 回収率35%、回収・再加工の製造エネルギーを鉄鉱石からの20%と仮定した場合。
※3: 回収率50%、回収・再加工の製造エネルギーをボーキサイトからの5%と仮定した場合。
(中島史郎、大熊幹章:木材工業、46、129-131(1991))
 
 
 
保存処理を施すことによって、木材の耐用年数は著しく増大しています。それは木材資源の節減につながり、ひいては森林の保護という環境保全にも貢献しているのです。 例えば、年間防腐木材の生産数量を50万m3、その耐用年数を50年、無処理材を10年とした場合
   
すなわち、木材保存処理により1年間で200万m3の木材資源が節減され、森林面積に換算して4万haの森林が保全されていることになります。これは、東京都の森林面積の約半分に相当する面積です。
   
この50万m3を全て鉄鋼でまかなうとすると、保存処理木材を使用する場合の約14倍のエネルギーを必要とします。 このことからも保存処理木材を使用することが、いかに地球環境保全に貢献するかが分かります。この他にも木材資源の有効活用による森林資源の保全や高耐久性能住宅の提供など社会の重要な役割を果たしています。
 
 
木造住宅に使用される加圧式保存処理木材はホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等の化学物質の放散は有りません。安心してご使用ください。
木材保存剤のうち工場で加圧注入処理、浸漬処理するために使用するものの有効成分については、健康住宅研究会木質建材分科会の実験・検討の結果、これらの薬剤の空気中への放散は極めて少ないことが明らかになりました。
(ユーザーズ・マニュアル 健康住宅研究会:(財)住宅・建築省エネルギー機構)
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