木材の保存処理は環境保全と資源の有効利用に貢献し、大切な財産を守ります。
東京都港区の《日本木材防腐工業組合》では、「木を活かし、木と暮らす。」をスローガンに、木材防腐技術で景観を活かした木材利用をおこなっております。当サイトをご覧いただき、木材防腐技術にご興味を持たれた方はもちろん、組合員募集についてのご質問やご相談等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。
日本木材防腐工業組合からのお知らせ
設計者に伝えたい! 国産材の建築における劣化対策の必要性~木造住宅を部材耐久性の面から考える~ 2022.1.26 開催のセミナー動画を配信
「ヒノキ等の高耐久樹種であっても辺材は適切な保存処理が必要です」発行しました
2021年9月1日
「ヒノキ等の高耐久樹種であっても辺材は適切な保存処理が必要です」の発行について
日本木材防腐工業組合 技術委員会
ヒノキは、耐久性が高い木材として住宅の土台等によく使用されています。
このことは、品確法の性能表示基準でも、薬剤処理を施さずそのまま使用できるとされていることにも裏付け
されています。ただし、これはヒノキの芯材部分の高い耐久性に基づいた基準であり、辺材部分はどの樹種で
あっても耐久性は非常に低いことが知られています。
当組合の技術委員会は、実際の流通において耐久性が低い辺材を含んだ製材や集成材が土台としてそのまま
使用されている状況を鑑み、木造住宅の設計や材料購入に携わる方々に、ヒノキ等の高耐久樹種であっても
辺材を含む材料は適切な保存処理が必要であることをご理解いただくための説明書を作成いたしました。
どうぞこの機会にご一読いただき、保存処理の有用性をご理解いただければ幸いです。
お問い合わせは組合までお願いいたします
TEL 03-3584-0913 FAX 03-3584-6810 mail@jwpia.or.jp
「ヒノキ等の高耐久樹種であっても辺材は適切な保存処理が必要です」
(PDF版)
「木塀(もくべい)の手引き」作成しました
平成30年12月20日
「木塀の手引き」発行について
日本木材防腐工業組合
日本木材防腐工業組合は、これまで加圧注入材利用による長寿命化住宅の仕様化、太陽光発電用
木製架台の開発など、耐久性を主体にその時々の社会から要請される課題に、木材利用促進の
立場から積極的に取り組んできました。
平成30年6月の大阪北部地震において、ブロック塀の倒壊による事故が発生し、安全安心な
塀が社会的に広く要請されるようになりました。そこで、日本木材防腐工業組合では長年の蓄積
された木材防腐技術を基盤にして、耐久性を高め、軽く衝撃の少ない木材の利用、地球温暖化防
止に貢献する「木塀」の仕様書を作成しました。
日本木材防腐工業組合では、北海道から九州まで19社36工場の会員で構成されていますので、
全国での対応を致しております。
仕様書をご希望の方は、組合までお問い合わせ願います。
TEL 03-3584-0913 FAX 03-3584-6810 ✉ mail@jwpia.or.jp
「木塀(もくべい)の手引き」 (PDF版)